玉を詰ます面白さを詰将棋で味わってみましょう
将棋は相手の玉を詰ますことで勝利の快感を味わうゲームです。
駒の働きを攻撃側、守備側の双方から、将棋の面白さに触れてみましょう。
次の図は1手詰めの【詰将棋】(自作)。
チャレンジしてみましょう(^^♪
【課題】先手番
持ち駒:なし
正解は、下記で。
駒の動かし方及び一手詰めはこちらでどおぞ(^^♪
【正解】

相手陣の3段目に駒が進むと、
駒を成るか、
或いは
成らずか、
を選択できるようになりますね。
この場合は、王手をかけるので、
歩成が正解です。
何故なら、歩が成ると金と同じ働きができるからです。
ただし、玉と金は対象外でしたね。
では、次に〔33歩〕をと金に変えて見てみましょう。

そうです。
〔32と〕が正解です。
桂が良く利いていますから、玉は逃げ場所がありません。
ここで、注意することは、要の桂で〔32桂成〕はやってはいけない一手となります。
12玉と逃げられて失敗です。
では、その後を追いかけると、どうなるか確認してみましょう。

☗22成桂
☖13玉
☗23と金(又は23成桂)
☖14玉(右図)
となり、もう玉を追いかけられません。
玉は上部には、攻める側の駒はありませんから、伸び伸びと大手を振って大海で生き延びることになります。
では、今回は歩をメインに一手詰をご案内しました。
引き続き、駒別に1手で玉を詰ます駒の働きをご案内していきたいと思います。
将棋の面白さに触れて、より味わってもらいたいと思いますので、引き続きお立ち
寄りいただけたら嬉しく思います。
一手詰と言えども、次の一手を読むばかりでなく、二手、三手を読むことにお気づきの方も
いらっしゃったのではないでしょうか。
こんなことに気づいた、新しい発見があったなど一言コメントをいただけたら嬉しく思います。
楽しみにお待ちしています(。・ω・。)ノ♡
ちなみに、日本将棋連盟では「まいにち詰将棋」を毎日配信しています。
よかったら、こちらからどおぞ(^^♪
これからも
三手の読み(先手➡後手➡先手)
を生かしてお互い楽しみながら腕を磨いていきましょう。
なお、この「3手の読み」という言葉ですが、亡き原田泰夫九段(元日本将棋連盟会長)の名言です。

生年月日:1923年3月1日
出身地:新潟県
師匠:(故)加藤次郎名誉九段
引退:1982年11月1日
享年:81歳
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ではまた、ごきげんよう(^_-)-☆
最後までお目を通してくださり有難うございました。